六次の隔たり

六次の隔たり ~ 未知のパズル

六次の隔たり

Six degrees of separation

制作ユニットを立ち上げたり、クリエイターの交流会を主催するのは何故か。よく理由を聞かれます。いろいろと考えはありますが、その中でも最も大きなファクターと言える、つながりというお話。

六次の隔たり( Six Degrees of Separation )とは、知り合いを6世代介せば特定の誰かと大体逢うことができるという仮説で、いくつかのSNSはこの仮説が元になってできている。果たしてホントでしょうか。それを実践した人が居ます。

1967年、イェール大学の心理学者 スタンレー・ミルグラム教授によってスモールワールド実験が行われた。

ある人物の名前と写真を封筒に入れ「この人を知っていたら直接本人へ届けてほしい。この人を知らなければ、自分の名前と住所を書いて、この人を知ってそうな人に送って欲しい」という条件で実験を開始。

結果、その人物までに介した人数の平均が5.83人だった。

他にも同じような実験が実施されていて、日本でも実験されているが、大体5~7人を介せば、その本人に辿りつける結果となっている。

人が事を起こそうと思うとき、自分ができることの限界を知ることになる。スキルや経験が足らないために遣りたいことができない。決定的に何かが欠けている。

精神論で乗り切るとか、根拠のない自信で何とかするという問題ではない。現実的に論理的に考え、手っ取り早く実現するためには、他人の手を借りる他ない。

とは言え、そう簡単に誰彼構わず手当たり次第に声を掛けてみても、非効率なうえに望んでいる人材が集まるとは限らない。声を掛けられた方も、そうそう簡単に力を貸してはくれない。

しかし、もし普段から自分の悩みや不安、目標や夢を語り合える仲間が居たら、同じ思いを共有できる人達が居たら、自分の目標に賛同して一緒に同じベクトルで進むことができる。

また、一緒に仕事をしたり、交流会やオフ会で呑みながらぶっちゃけて話すうちに、その仲間同志で何か新しいアイデアや方向性が見えてくるかもしれない。

壮大な未知のパズル

Puzzled

冒頭のなぜ組織を立ち上げたりイベントを主催するのかという問いかけに応えるならば「この指とまれ!」で目標を実現できる、ソーシャルなコミュニティが必要だからと応える。

普段は一匹狼で活動していても、さらに大きなこと、遣りたいことを実現するためには同志が必要で、見る人や次の世代に面白いもの、楽しいものを残すためのチームやグループを創るために 「つながり」や「きっかけ」が必要なのです。

例えて言うなら、壮大なパズルを創ってるような感覚。完成図が見えない大きくて複雑なパズル。そうして完成したパズルの一部は、想像もしていなかった絵だったりするから、それを見るのがまた楽しいわけです。

みなさんの夢や目標が自分一人では成し得ないものなら、あらゆる場所でことあるごとに声に出して言ってみてはどうだろう。6世代で自分が知り合いたい人物と出逢い、或いは達成に導く誰かに繋がる出逢いがあるかもしれません。

六次の隔たり

というお話でした。

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