ディヘイの公理

ディヘイの公理 ~ 後回しのダメ人間

ディヘイの公理

Dehays axiom

遣らなきゃいけないタスクを抱えてる。遣るべきことも遣らなきゃいけない順番もわかってる。難易度の高いものや苦手なものからやると厄介なので後回し。簡単なものは今じゃなくてもすぐ終わるので後回し。今は…Twitterでつぶやいてる。今回は何でも後回しのダメ人間に贈るお話。

仕事でもプライベートでも、遣らなきゃなぁって思いながらも延び延びになっちゃったり、これはすぐできるやつとついつい優先度を下げて、結果的にやるやる詐欺することはよくある。
夏休みの宿題を残しちゃうのって同じ現象かもしれない。

この現象は『 ディヘイの公理 』と言って、ちゃんと定義した人が居る。どんな人なのか情報が無くて謎だが、聞きなれない「公理」とは、何かを導き出すための前提で、基本となる仮説のことを言う。

簡単な仕事はいつでもできるという理由で常に先送りされる

という、シンプルかつなるほどなもの。
これにうなずいちゃう人は、僕も含めてダメ人間と言って間違いなかろう。

ダメ人間からの卒業

ついつい後ろに回してしまう心理はダメ人間としては痛いほどよくわかるが、それが自分の首を絞め、タスク地獄をつくっていることもまた事実。
それを見て見ぬフリを決め込むくらいのダメっぷり。そろそろダメ人間からは抜け出したい。

そこでルールを2つ、つくって遵守することにした。

  • ルール1:目の前のできることから先に遣る
  • ルール2:日程を先に決める

ルール1は、本来そうあるべきなのでシンプルにそうする。ポイントは事の大小に関わらず、面倒臭がらず、淡々とこなすこと。

以前コラムで書いた 作業興奮 (work excitement) という、イヤイヤでも始めてしまえば、やる気は後からついて来る!を実践するものだ。
後回しにするのは悪癖のようなモノ。重い腰を軽くするために習慣づけて遣れることから遣る癖をつける。

ルール2は、スケジュールを先に抑え、それに合わせて行動する。ポイントはいつまでに遣るか、あるいはいつ遣るかという期限を先に設定してしまうこと。

例えば、呑み会やセミナーなどのイベントが予定されていて、それに参加したいと考える時、直前まで動きが読めない、不確定要素が多いので予定が組めない。

そんな時、直前まで返事が出来なかったり、迷惑を掛けちゃいけないからと断ることもあるだろう。また、行くつもりでいたけど行けずにドタキャンする無礼な奴に成り下がってしまうのでそれは絶対嫌だ、吞み会行く(そこじゃない)

そうならないように、先に日時を抑え、それに向けてスケジュールを立てたり行動することで、確実に予定を実行できる。

実践すれば晴れてダメ人間から卒業できる。

時を操る

実際、僕はこの行動によって片足くらいはダメ人間から抜け出せたような気がする。
特にルール2については断ることが減ったし、スケ―ジュールが立て易くなったし、行動もしやすくなった。

時間をある程度コントロールできるようになった。これまで時間に振り回されることはあっても、振り回すことはなかった。
時間は有限だし、処理能力も急に上ったりはしない。
故に時間を有効に使う事ができれば、意のままに時を操ることができれば、仕事を続けながらにしてダメ人間で居られる。
しかも仕事はちゃんとしているんだから、できる奴!って思われてる可能性も在り得る。

ダメ人間って一般的には悪い響きだろうが、僕にとっては愛おしい響きだ。
ダメなのに生きていけるなんて憧れる。

いい加減な部分は残しながらも、仕事をきっちりとこなす大人で在りたいと願うのは身勝手だろうか。

むしろ贅沢な気もする。

ディヘイの公理

というお話でした。