キャロル・ピケット牧師

キャロル・ピケット牧師 ~ 足首を握り続けた男

足首を握り続けた男

The Man who held their ankles

死刑執行の瞬間、冷たい金属台に縛り付けられた囚人の傍らで、一人の男がその足首を握りしめていた。テキサス州の刑務所で教誨師(きょうかいし)を務めたキャロル・ピケットは、じつに95回もの「死」に立ち会い、その指先で命が消える振動を感じてきた。当初、死刑制度を肯定していたはずの聖職者は、最後の一人を看取った後、廃止を訴える活動家へと変わった。今回は 正義の書き換え というお話。

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